top of page

●桑原茂夫 個人誌「月あかり」情報

​「月あかり」のこと

ウソとデタラメがまかり通るのが世のならいとはいえ、わが身、わが思いに積み重なってきたモロモロが崩されるとなると、もう黙ってはいられません。いまここでホントのことを書きつけておかなければ、すべてがなかったことにされてしまいます。冗談じゃねえ――この危機感がわが身わが思いをつき動かし、あえて個人誌!「月あかり」の復刊(第5巻になります)に踏み切りました。よろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。

                                                                                

◆第5巻既刊号(各号A5変型判中綴じ16ページ、カラー)概要

第1号 

特集=あらためて井上洋介さんの凄みを味わう――井上洋介さんのおもいが際立つ作品やエッセイの紹介と、親しかった種村季弘さんが「俺は生ゴミを食べていた」と言い切ったときの話、馬場あき子さんの「地獄」の話に挿絵を描きつづけたときの話など。

第2号

特集=赤紙が来た!――筆者のオトーサンが赤紙を受け取ってから出征の途につくまでの数日間を、母親が遺したメモから辿ってリアルに描き出す。

第3号

特集=五島列島へ行く――オトーサンが配属されたのは、本土決戦になれば最前線の基地になりえた長崎県の五島列島。そこにはベニヤ板でできた特攻艇「震洋」の基地が構築されようとしていた。現地に足を踏み入れ遺構などを探った取材ドキュメント。

第4号

特集=1969年、どろどろの坩堝――世界的な芸術家として活躍する、四谷シモンと麿赤兒のトークを誌上初公開。歴史に残る炎の新宿とその現場にいた二人の貴重な証言。

第5号

特集=ぼくが出会った端倪すべからざるひとたち・澁澤龍彦さんの巻――実は豪放・磊落で親分肌の澁澤龍彦さんの素顔と、かつて「泉鏡花選集」を編集しかけたことがある、実際の話と、証拠として遺された原稿用紙を本邦初公開。

第6号

特集=『今昔物語』の鬼と重なる、麿赤兒と大駱駝艦の舞踏ステージ。「端倪すべからざるひとたち」は、瀧口修造さんの巻で、印象深いエピソードを。

第7号

特集=復員してきてからまるで言葉を失ってしまったような「呆然オトーサンのための注記」として、コトバの恐るべき力を再確認する。

頒価は各号500円ですが、5号分(5冊分)ですと2000円に割引します。

送料および郵便振替での手数料はこちらで負担します。

下記フォーマットに、ご希望の号数を明記し、
氏名、メールアドレス、住所をご記入のうえお申込みください。

ありがとうございます!メッセージを送信しました。

bottom of page